ピロリ菌除菌
胃炎の再発 原因はピロリ菌かも
ピロリ菌は、幼年期に衛生環境の影響や乳幼児期の親族からの感染を主な原因として、胃の中に存在しています。
衛生環境が整っている現代では、感染者数は減少してきているものの、誰でも感染している可能性があることは否めません。
ピロリ菌が引き起こす症状や疾患
症状
- みぞおち当たりの痛み
- 食後の胃もたれ
- 繰り返す胃炎
疾患
- 胃がん
- 慢性胃炎
- 胃・十二指腸潰瘍
- 胃MALTリンパ腫
- 免疫性(特発性)血小板減少性(ITP)
検査・治療方法
検査方法
検査方法には、内視鏡を使う方法と、使わない方法があります。
診断薬を服用し呼気から検査を行う尿素呼気試験法や、血液や尿から抗体の有無を調べる抗体測定を行います。これらは内視鏡を使用しない方法で用いられます。
治療方法
ピロリ菌は、内服薬で除菌が可能です。
抗生剤を1週間服用し、検査を行った上でピロリ菌が確認された場合は、再度抗生剤の服用を行います。
検査の流れ
- 01 検査のご予約
- 受診されている方は、窓口でお問い合わせください。
お電話でお問い合わせいただき、診療の予約を取っていただくことも可能です。
- 02 1次除菌
- ピロリ菌を殺菌する抗生剤を1週間服用していただきます。
- 03 1次除菌確認
- 内服終了から2か月程度でご来院いただき、呼気検査で除菌の確認を行います。
- 04 2次除菌
- 1次除菌でピロリ菌が残っていた場合、抗生剤を再度1週間程度服用いただきます。
- 05 2次除菌確認
- 内服終了から2か月程度でご来院いただき、呼気検査で除菌の確認を行います。